WordPressのリビジョン削除の手順について解説
この記事では、WordPressのリビジョンの削除方法について解説しています。
リビジョンとは?
簡単に言うと、記事のバックアップのことです。
「記事の中身を誤って消してしまった!」という場合にも、リビジョンから簡単に復元することができるのですね。個人的には割とお世話になっている機能です。
リビジョンのメリット
記事を書いていて失敗してしまった時に、簡単に元の状態に戻せるのは便利です。
リビジョンのデメリット
大量のリビジョンはデータベースの容量を圧迫します。
なぜかというと、リビジョンデータは1つの記事としてデータベースに保存されていくからです。
リビジョンを確認する
データベースに保存されている記事の数を確認するのはとても簡単です。
これは、データベース上に現在12345個の記事が保存されているということになります。
たとえ100記事しか書いていなくても、すでに10000個の記事がデータベースに存在しているというのはショッキングですね。
リビジョンを削除する
データベースをスッキリさせるため、リビジョンの削除を行いましょう。
リビジョンの削除はプラグインを利用するのが安全で簡単です。
Optimize Database after Deleting Revisionsを利用しよう
プラグインの設定
WordPressのサイドメニューから[プラグイン][Optimize Database after Deleting Revisions][設定]と進みます。
設定が完了したら設定を保存をクリックします。
その後最適化ページに戻るをクリックすると、リビジョン削除の確認画面へと進みます。
英語表記のところについて、何が行えるのか簡単に紹介しておきます。
Delete revisions older than
チェックを入れることで日にちを入力できるようになり、入力した日にちよりも前に作られたリビジョンデータをすべて削除します。
Maximum number of 〜
入力した数値に応じて、各記事にリビジョンを残すことができます。
「もしもに備えて残しておきたい」という人は、5つ程度残しておくと良いかと思います。ちなみにolder thanを設定していると残らない場合があるので注意しましょう。
Delete transients
記事のキャッシュを削除してくれます。
Clear orphans
使われていないインスタンスを削除してくれているらしいですが、これについてはよく分かりませんでした。
Clear oEmbed cache
YouTubeやはてなブログなど、記事に埋め込んで利用しているコンテンツのキャッシュを削除してくれます。
Optimize InnoDB tables too
チェックを入れることでデータベースの最適化を行ってれます。
スケジュール設定
1週間ごとくらいで、自分がWordPressを編集していない時間帯に設定しておくと良いかと思います。
最適化を行う
「summary」だと大まかに、「detail」だと詳しくという様に具合を調整できます。
お疲れ様でした。これでリビジョンの削除は完了です。
まとめ
リビジョンの削除について解説してきました。
記事のバックアップをとっておく方が安心という人は、プラグインを導入しつつ定期的にメンテナンスを行っていくのが良いでしょう。