パーマリンクとは?SEOに最適な設定方法と注意点まとめ

パーマリンクとは?

パーマリンクとは記事の末尾の文字列のことです。記事のURLと言っても良いかもしれませんね。WordPressで記事を作成する際、同時にその記事のURLも決めていきます。
品番のイメージですね。WEBの世界でもそれぞれのページを管理するために、各々に番号を指定するわけです。

パーマリンクを決める

記事を作成する際、タイトルの下にあるURLをクリックすると、パーマリンクを決めることができます。

パーマリンク設定

設定]の中にある[パーマリンク設定]では、この部分のスタイルを決めることができます。
例えば[月と投稿名]に設定すると、記事のURLに日付が出力されるようになります。
カスタム構造]に設定して、%category%を追加するとカテゴリー名が出力されるようになります。

「カテゴリー名や記事のIDもURLに含みたい」という場合、こちらで設定することで記事のURLにそれらが記述されるようになるわけです。

どれが良い?

この後パーマリンクの書き方で触れますが、Googleが推奨している項目からすると[カテゴリー+投稿名]でしょう。

「何ブログの、どのカテゴリーの、なんて記事」という具合にシンプルに説明されています。

ただ、経験上オススメなのは[投稿名]です。

理由については後ほど触れますが、見たところ多くのサイトでも「投稿名」に設定されていますね。

パーマリンクの書き方

SEO対策の観点から、パーマリンクには推奨されている書き方があります(参考:シンプルな URL 構造を維持する)。

  1. シンプルかつ論理的なものにする
  2. 英単語を使う
  3. 「-(ハイフン)」で繋げる

ユーザービリティやGooglebotがクロールする上では、このようなURLが望ましいとされています。

つまりどういう感じ?

例えばこんなタイトルと内容の記事があります。そのパーマリンクを意味不明な文字列にするのは、あまり適切ではありません。
記事の内容を表す英単語を使い、シンプルにまとめるのが良いでしょう。

個人的にはここまで細かく書かなくても、「wordpress」だけとかでも良いような気はします。SNSなどでシェアする時に、URLが長いと不格好ですからね。

パーマリンクの注意点

パーマリンクは各記事を管理する上での品番ということでしたね。

ゆえに、パーマリンクの変更には注意が必要です。

記事を公開して時間が経つと、SNSでシェアされたり、ブックマークされたり、検索順位が付いたりと記事に価値がついてきます。

これらの情報は、このURLの記事に付いているものとして管理されます。

そのためパーマリンクを変更すると、こういった情報がリセットされてしまうのです。

リダイレクトと呼ばれる対処法もありますがわりと面倒です。そのため変えないに越したことはありません。

パーマリンクは変更するとすべての記事に適用されます。すでに大量の記事を書いている状態だと、かなり大きな影響が出るわけですね。そのため、パーマリンクは記事が少ない内に決めておくのが良いでしょう。

カテゴリー間の引っ越しにも注意

先ほど「パーマリンク設定では、カテゴリー+投稿名はオススメしない」と言いました。

それは、パーマリンクにカテゴリーを含んでしまうと、記事のカテゴリーを変更する際に情報がリセットされてしまうからです。

当サイトの記事もはじめは「カテゴリー+投稿名」で運営していましたが、カテゴリーの引っ越しができない部分でかなり不便でした。

そのため[投稿名]をオススメしています。

まとめ

パーマリンクについて解説してきました。この記事では、おそらく大体のポイントは抑えられているのではないかと思います。

パーマリンク設定は、記事をたくさん書いてからは変更しないこと

そのためにもはじめの内に知識を付けて、自分にベストな設定を行っておきましょう。