カメムシ事件

初投稿がこの話ってどうなのって思うんですけど、書かずにはいられなかったので書きます。

 

昨日の夜の話なんですけど。

いやね、都会の人には縁がない生き物だと思うんですけど、僕が住んでる地域は田舎で、それはもう彼らとは縁があるわけなんです。近くに山とかあると、暖かい時期にやってくるんです。

 

で、恐ろしいことにあいつら飛ぶんですよ。しかも結構デカい音たてて飛ぶんです。体感ヘルツ的にはハチと同じくらい。
で、しかも、あいつら攻撃すると、臭くなるんですよ。正確には辺りが臭くなるんですよ。ちょっと刺激しただけで臭い臭い。

 

そんな彼らが、昨夜僕の部屋で飛び回ってたんです。もうこれ怖いですよね。怖いです。しかも寝る直前だったので、これはもう捕まえるしかないわけです。

 


こういう場合、僕の中では対処法が決まっていまして。

 

ティッシュで捕まえる。
これは鉄板ですよね。僕も一番使います。一瞬で掴めば、意外と臭いがつかないんですよね。多分ティッシュがガードしてくれるんですね。

 

②ガムテープで捕獲
これはやったことないです。でもこれもよく聞きますよね。ただ臭い的にはダメな気がする。いやいや、ひっついたまま剥き出しって。でも遠距離で対処できるのは僕的にポイント高い。

 

③アルコールで酔わせる
アルコールの入った瓶を、彼らの下から近づけます。そうするとあいつら酔っ払ってそのまま落ちるんですよ。
瓶の中に捕獲できるし、臭くもないしで良いですよね。しかも弱って落ちるので暴れない。でも瓶の中に溜まっていくのは、結構きます。

 


昨日の夜の場合だと、部屋の中の蛍光灯に向かって飛んでたんですよ。明るいところに集まる的な、虫の本能丸出しのあれです。

 

でね、これは部屋の設計のミスなんですけど、天井が高いので捕まえれないんですよね。なのでほうきを持ってきて、天井をつついて飛んだところをはたき落とすことにしたんです。

 

そしたらあいつ、もう本当に恐ろしい話なんですけど、僕に向かって飛んでくるフリするんですよ。こっちくるフリして、また蛍光灯に行くんです。虫だってバカにしてたんですけど、フェイントかましてくるんですよ。

 

僕はほうきを持って、もうビクビクしながら応戦したんですけど、だんだん途中から頭にきちゃって。でも◯ろすと臭くて寝れなくなるなぁとか考えてしまって。

 

そんな感じで硬直状態が続いたんですけど、ついにヒットしたんです!! でもあんまり思いっきり叩いてしまって、”パンパンパン!!”って、弾丸みたいに跳ね返って何処かに消えちゃったんですよね。

 

「これまた寝れないやつだぁ」と思ったので、嫌なんですけど今度はめちゃくちゃ探し回ったんです。そんな感じで探してたら、ボロボロになった姿でそいつが出てきたんですよ。なんかそれ見たら、胸がキュッとなってしまって。

 

正直虫とか殺すのってグロくて嫌ですよね。最近になって、ゴキブリ殺すのもグロくて無理になりました。しかも、なんかそういうことすると、大群で仕返ししてきそうじゃないですか。なので虫はあんまり殺したくないわけです。

 

しかもそんなボロボロで出てこられたら、こっちが悪者みたいでなんか嫌ですよね。

 

なのでボロボロのまま外に逃してやりました。

 

そんなある夜のお話でした。おしまい!